障がいを抱えた方々のための総合支援サービス

事業団概要
ご挨拶

 令和3年度の事業も新型コロナウイルス感染拡大のなかで迎えました。
 関係する諸団体の皆様には令和2年度の事業にご支援、ご協力をいただき感謝申し上げますと共に、令和3年度も「令和4年度末までに県立施設を廃止する」との県の方針に基づき、残り2ヶ年の事業の見通しをよりはっきりとさせるべく、これまで以上のご支援をよろしくお願いいたします。

 福祉型障害児入所施設「養育園」は年度当初に学齢児童が他の児童施設に移行し、過齢児のみの支援が続きます。
 また、障害者支援施設「更生園」も新型コロナウイルス感染拡大による見学や体験機会の制限はありますが、今後は各法人の施設整備の進捗状況によって、移行が加速するものと思います。
このように、子供達や利用者さんの移行が進み、敷地内が閑散とし、法人全体の規模が目に見えて縮小していく状況の中での支援は、時にモチベーションの低下が懸念されることでもありますが、しかし、そのような懸念を払拭するかのように日々の暮らしの様々なシーンが広報委員会を通してホームページ上に掲載されます。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、子供達や利用者様のみならず、御家族や関係者の皆様にも面会や帰省等の制限を継続しておりますが、ここにきてやっとワクチン接種対象となる利用者様に案内が届きました。全ての利用者様と職員のワクチン接種が完了するまで現在の対応をどうするか、もうしばらく手探りの状態が続きます。

 3月末、ある児童相談所担当者から施設長へ電話が入りました。
 「養育園へ緊急での一時保護をお願いした御家族から養育園の職員に対する感謝の言葉があった」との内容だったのですが、その報告をうけ、安堵の気持ちと共に、ご家族からの「養育園から貰った絵カードは間違いなく私達親子を繋いでいる」との言葉を聞き,この間の職員の学びへの努力とそれを支えてくれた多くの方々への感謝の思いを新たにしました。

 作家の藤原新也は、石牟礼道子との「なみだふるはな(河出書房)」の後書き(抜粋)で「おそらくそこには長年のうちに培われた諦観と熟成と、何よりもいかなる過酷な状況の中でも見失わない希望がその言葉の端々に見られるからだと思う。そして、その希望とはつまり“人間愛”だと申し上げたい。」と述べています。

 ある御家族の育児の切迫した状況、渦巻く様々な不安や迷い、諦めなどを受けとめること、添い続けること、私達の支援はそのような命のやりとりのなかで行われるものであること、その奥底を支えるものはやはり人としての静かな思いであることを改めて思い知ります。


                             理事長  相馬伸男

理念

 私達は、様々な障がいのある方々が抱える暮らしにくさや困り感が少しでもなくなり、自由で豊かな暮らしができること、一人ひとりが笑顔の溢れ出る暮らしができることを目指し、必要な支援サービスを提供していきます。
 そして、ここで出会い、共に暮らす時が、それぞれの人生にとってかけがえのないものとなり、新たな人生への扉を開くことのできる時となるよう、一緒に考え、寄り添い続けます。

法人概要
名称 千葉県社会福祉事業団
目的 千葉県と緊密な連携を保ちつつ県社会福祉事業の推進を図り
広く県民福祉の向上に寄与することを目的としています。
設立 昭和41年6月29日
住所 千葉県袖ケ浦市蔵波3108-1
電話 0438-62-2722
FAX 0438-62-2785
沿革
昭和41年6月29日 社会福祉法人千葉県社会福祉事業団設立認可
昭和41年7月1日 千葉県から千葉県袖ヶ浦福祉センターの経営受託
昭和41年7月18日 知的障害者更生施設(更生園)入所開始…定員70名 
昭和41年10月29日 肢体不自由児施設(療育園)入所開始…定員100名 
昭和42年4月1日 千葉県から知的障害児施設(養育園)の経営受託…定員50名 
昭和42年10月1日 千葉県から知的障害者通勤指導施設(通勤指導所)の経営受託…定員20名
昭和44年4月1日 知的障害児施設(養育園)50名入所増設
昭和45年4月1日 千葉県から知的障害者授産施設(授産所)の経営受託…定員50名 知的障害児施設内長浦特殊学級が袖ケ浦養護学校へ移管され槇の実分校となる。
昭和48年3月31日 通勤指導施設一時閉鎖
昭和48年7月1日 千葉県から知的障害者通勤寮(畑通勤寮)の経営受託、入所開始…定員40名 
昭和49年4月1日 知的障害者更生施設(更生園)30名増設、入所開始
診療・判定室設置
昭和50年3月1日 千葉県から身体障害者療護施設(鶴舞荘)の経営受託、入所開始…定員50名
昭和56年4月1日 肢体不自由児施設(療育園)及び身体障害者療護施設(鶴舞荘)が千葉県身体障害者福祉事業団へ移行
昭和57年4月1日 知的障害者更生施設(更生園)30名増設、入所開始
千葉県から知的障害者福祉ホーム(畑ホーム)の経営受託、入所開始…定員10名
知的障害者授産施設(授産所)通所授産開始…定員10名
平成7年4月1日 知的障害児施設(養育園)の定員を80名とする。
知的障害者授産施設(授産所)を「ながうらワークホーム」と改称し、定員を130名(うち通所10名)とする。
平成15年4月15日 知的障害者更生施設(更生園)ユニット形式の自立訓練棟「さくら荘」(8名)入居開始
平成16年7月1日 知的障害者更生施設(更生園)強度行動障害棟そよかぜ荘(4名)入居開始
平成17年3月31日 知的障害者通勤寮(畑通勤寮)、知的障害者福祉ホーム(畑ホーム)が民間移譲となり事業団の経営受託終了
平成18年4月1日 ながうらワークホームが民間移譲となり、事業団の直営事業開始
千葉県袖ヶ浦福祉センターの指定管理としての受託事業開始(5年間)
ながうらワークホームの定員を109名(うち通所19名)とする。
平成18年6月1日 児童デイサービス(風の子)事業開始…定員10名
平成22年4月1日 知的障害者更生施設(更生園)が障害者自立支援法に基づく障害者支援施設に移行し生活介護事業と施設入所支援事業を開始
平成23年4月1日 千葉県袖ヶ浦福祉センターの第2期指定管理として受託事業開始(5年間)
平成23年9月1日 就労支援センタージョブくらなみを開設し,就労移行支援事業及び就労継続支援B型事業を開始
平成24年4月1日 知的障害者授産施設(ながうらワークホーム)が障害者自立支援法に基づく障害者支援施設に移行し、名称をアドバンスながうらとし、施設入所支援事業と就労移行支援事業と生活介護事業を開始

ながうら地域支援センター(共同生活援助事業)を開設し、知的障害者グループホーム(青葉ハイツ、椿ハイツ、スプリングハイツ)入居開始を開始。グループホーム数は13ヶ所となる
平成24年5月1日 代宿地域支援センターを開設し、共同生活介護事業及び生活介護事業を開始
平成24年8月1日 ながうら地域支援センターと代宿地域支援センターにて相談支援事業を開始
平成25年9月1日 障害者支援施設(アドバンスながうら)の生活介護定員を50名,就労移行支援定員を80名に変更する
平成26年3月31日 就労支援事業所(就労支援センタージョブくらなみ)事業廃止児童デイサービス(風の子)事業休止
平成26年4月1日 障害者支援施設(アドバンスながうら)の施設入所支援定員を80名,生活介護定員を60名,就労移行支援定員を50名に変更し,新たに就労継続支援B型事業(定員20名)を開始
平成28年3月31日 児童デイサービス(風の子)事業廃止
平成28年4月1日 障害者支援施設(アドバンスながうら),児童デイサービス(虹の子)を,社会福祉法人佑啓会に事業譲渡
平成28年4月1日 代宿地域支援センター(共同生活介護事業及び生活介護事業),ながうら地域支援センターの知的障害者グループホーム3カ所及び就労支援事業所(ジョブくらなみ)を,社会福祉法人大久保学園に事業譲渡